亀裂があるマンション

工事の欠陥や地盤の弱さが表に出たもの

中古マンションで避けたほうがいいのは、外壁に無数の亀裂が入っているものです。このような物件は、古い・新しいにかかわらず、設計のミスや工事の欠陥、地盤が軟らかいなどの悪い点が外観に現れているのであり、将来、倒壊の恐れもあります。亀裂は、その中古マンションがさまざまな荷重に耐えきれず、歪んだ証拠です。内部ではコンクリートのはく離や鉄筋の錆などが発生し、雨漏りや結露の原因になったりします。ひどいときには、中古マンション全体のコンクリートの酸化が進んで、ボロボロになります。中古マンションを選ぶときは、とかく部屋の内部にばかり気をとられがちですが、躯体が丈夫であってこその専有部分だということを忘れてはいけません。この手の中古マンション物件は、昭和前後に建てられた築数年程度のものによく見られますが、十分に注意する必要があります。